大雨の中、末期癌の猫を保護して緊急手術をした結末は・・
大雨の中、末期癌の猫を保護して緊急手術をした結末は・・
2022年5月8日
ダンテ癌で消えそうな命を
ギリギリで保護できた。
数ヶ月、仕事場にご飯をもらいに
くる
この子は最近耳が怪我している
ように見えるという保護依頼を
インスタで受けた。
右耳がほぼ全部溶けていて
急がないと手術が間に合わない
緊急状態だった。
その夕方、二回も探しに行ったが
残念ながら姿を現さなかった・・
ところで、ご飯をあげている方が
つけた名前は、福。
朝になったら、福がご飯をもらいに現れた
という連絡が入って、また現場に急いだ。
そしてベランダの下で隠れているところを見つけた。
捕獲機を仕掛けたら、大雨が降り出した。
わぁー、なんと最悪なタイミング!
お願い、雨を無視して入って!
心の叫びが聞こえたのか
ちゅ〜るに夢中になっただけなのか
福が入ってくれた。
やった!無事に保護完了!
すぐ病院に連れて、鎮静剤をかけてから
先生に右耳を見てもらった。
とてもひどい状態で、癌がもう
かなり進行しいている・・
扁平上皮癌を完治させるには全ての
がん細胞を切り除かないといけない。
残してしまったら、時間と共にまた
広がって、再発してしまうからだ。
溶けている部分だけではなく
まだ傷が見えないその周りの皮膚にも
がん細胞が大体あるから、手術をする時は
余裕があるように先生がその周りをも切断する。
しかし、奥まで癌が広がっていたら
なかなか切り除けない。
福の右耳はギリギリな状態だった。
少し耳が残ってるから頭蓋骨まで取ったら
切り除けるかもしれないが、もう奥まで
広がっていてその後再発するリスクもある。
でも、手術をしないと
確実に毎日弱って行って死ぬ・・
だから、助ける希望があれば
やるしかないと思う。
福ちゃんが一生懸命頑張って、
一昨日手術が無事に終わった!
切断された耳を病理検査に出したので
再発のリスクは後でもっと詳しく分かる。
とても強い子で、再発せず幸せに
なることを心から願っている。
3月に、同じく右耳の扁平上皮癌で
虹の向こうへと旅立った桜の分まで
長生きして欲しい。
ずっと癌に栄養を奪われて
出血もしていたから貧血があって
今は安らかに休ませて
美味しいご飯をいっぱい食べさせている。
2週間後は抜糸があるので、辛いけど
しばらくはカラーライフを頑張ろうね。
福の手術を応援して下さった皆様
本当にありがとうございます!
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