一生忘れない命、どんな目に遭っても幸せになれると証明したフォルテ
一生忘れない命、どんな目に遭っても幸せになれると証明したフォルテ
2022年9月11日
ダンテお疲れ様。そしてありがとう。
2年前に、車の修理工場に住むついていた
この子は道路を渡り、車に轢かれました。
工場のオーナーから電話が来た時
保護しに急ぎましたが、もう下半身が
麻痺していて、股が壊死している状態。
安楽死が勧められるほどの重症でしたが
この子の目の輝きと鳴き声で
「生きたい」という唯一の願いが
隅々まで伝わりました。
おしっこもできず、命を助けるために
身体に新しく穴を開けて尿道を移すという
大きな手術が必要でした。
この子の生命力と根性を尊敬して
イタリア語の「フォルテ」(つよさ)と
名付けました。
オペは無事に成功しましたが
医療には限界があって、この2年間は
怪我がずっと感染症を繰り返しました。
そして最近は最終段の切り札として
使われる抗生剤でさえ効かない
段階まで進行してしまいました・・
何回通院したか、数えられないぐらい。
50回?100回?
何週間も足を気にしない時があれば
急に違和感が気になって自分の足を
骨まで噛みちぎろうとすることもあるから
ずっとカラーをつけていました。
手術でできた穴に菌が入って感染症を
起こさないように、毎日何回も洗わないと
行けなかったが、フォルテはそれが嫌で
毎日大暴れ・・ゆいは本当に大変でした。
しかし、本来怪我で死ぬはずだったフォルテに
2年の命を与えることができて誇りに
思っています。闘病が辛い時もありましたが
穏やかで幸せそうな時間の方が多かった。
足が擦らないように、そして尿カテーテルが
噛まれないようにフォルテの麻痺している足は
毎日布のリュックに入れてサスペンダーで
つけていました。
保護部屋のドアを開けると、下半身を
滑らしながら、元気よく挨拶しに
きてくれて本当に愛しい子でした。
面倒見もよく、いつも子猫を
リュックの上にのせて一緒に
ゆっくり昼寝していました。
フォルテ、今まで本当にありがとう。
朝起きて、君の元気な挨拶がなくて
言葉にできないほど寂しい・・・
でも、今まで頑張ってくれて感謝しています。
痛みから解放された今
天国で幸せになってね。
いつまでも大好きだよ。
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