餌やりから緊急連絡「胸が破裂した猫がいる」その病気の正体とは

ダンテ 2023年2月23日

数百匹もの猫を保護してきましたが
この恐ろしい病気は初めて・・

夕方に港の地域猫の餌やりさんから
胸が破裂したメス猫がいるという
メッセージが来ました。
捕獲に協力してもらってすぐ
保護して先生に診てもらいました。

その怪我の正体は・・末期の乳がん。
悲しいことに後3~6ヶ月しかないと
すぐ余命宣告されました。

癌と闘病しながら海の側で力強く
生きてきたから、その場で海ちゃんと
名付けました。

海ちゃんの癌が直せないが
せめて壊死している傷を
治してあげたいと
皮膚の手術を予約しました。

しかし、手術の直前に全身麻酔に
耐えられるかどうかを確認するために
レントゲンをとったらなんと癌がもう
肺まで広く浸透していることが分かりました。

手術の後に息が戻らず亡くなる
可能性が非常に高いということで
中止にしてそのまま怪我のケアを
しながら看取ることになりました。

余命はそれで３ヶ月まで縮みました・・
助けたくて保護したのに末期癌で
どうにもならないのは
言葉にできないほど悲しいこと。
何匹を看取ってもその辛さは
弱まらない。

せめて海ちゃんの最後の数ヶ月は
出来るだけ穏やかで幸せな日々に
満ちるように、そして虹の向こうへと
旅立つ時に苦しまずに逝けるように
看取りを一生懸命頑張りたいと思います。

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