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最期は一人じゃないよ、 重傷して生きる希望をもらった碧ちゃん

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保護活動

最期は一人じゃないよ、 重傷して生きる希望をもらった碧ちゃん

2022年1月21日
By animalforest
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最期は一人じゃないよ、 重傷して生きる希望をもらった碧ちゃん

ダンテ 2022年1月21日

真夜中に急に目が覚めて
何か大事なことがあると
強く感じてスマホの
メッセージを確認した。

そうしたらお店の後ろで息が
苦しそうな子猫を見つけた方から
写真と動画が届いていた。

必死に息を吸おうとしている姿を
見た瞬間「横隔膜ヘルニア」という
言葉が頭に浮かんだ。

その病気で大切な子を
何匹も亡くしてどうかこの子が
助かるようにと祈りながら
保護の依頼を受けて見つけた方は
夜が明けて病院に連れて行けるまで
守ってくれた。

海の近くで保護したから
名前は碧(あおい)

子猫の手術は麻酔のリスクが
高くてできればもっと成長して
体力がつくまでお世話して手術を
受けさせたかったがレントゲンを
とって血液検査をしたら
状態が
思った以上に緊急だとわかった。

内臓を包む膜が完全に破れて
腸が肺まで上がっていた・・
レントゲンで肺が見えないほど
他の臓器に潰れていた。

先生は、相当苦しいだろうと。

原因は何とも言えないが
交通事故や人に蹴られるなど
内臓の膜が破れるほどの
強い衝撃を受けた。

手術はリスクが高いが
そのままだと息ができず
苦しみながら死ぬので
先生はできるだけ早く
手術をした方がいいと。

すぐ酸素室に入院させて
オペの予約を取った。

4年前にシルヴィという
可愛い子猫を
保護して
同じ横隔膜ヘルニアだった。
シルヴィは麻酔に耐えれず
手術の最後に虹の向こうへと
旅立った。

その時は初めて自分が保護した子を
病気で亡くして、そのトラウマが
ずっと残って、手術の前夜は
眠れないほど心配していた。

でも、碧ちゃんはシルヴィの
2倍も大きくどうにか成功すると
信じたかった。

手術当日、お見舞いに行って
新しい毛布とぬいぐるみを
酸素室に入れて
「頑張って、みんな応援してるよ」
といっぱい頭を撫でた。

数時間後、手術が始まっている頃には
「大丈夫、きっと大丈夫」と
自分に
言い聞かせながら
仕事に取り掛かろうとしたら
リンリンリンと携帯が鳴り始めた。

画面に表示された病院の名前を
見た瞬間心が止まりそうになった。

手術中に電話がくるのは
何かがあった時だけ。

手術の途中で碧ちゃんの心臓が
停止して今は人工的に
動かしているがもう厳しそうだから
来て欲しいと看護師の
焦っている声が聞こてきた。

すぐ病院へ走って
碧ちゃんが仰向けに
なっている手術台が
すぐ目の前にあった。

身体を開けたら、横隔膜が完全に
破れているだけではなく
肝臓も破れて出血していたと
先生が報告し始めた。

内出血・・
それが貧血の原因だったんだ・・

間違いなく生まれ付きの
病気じゃなくて蹴られたなどの
衝撃による傷だって。

手術の途中までは順調だったが
碧ちゃんの身体は麻酔に耐えられず
心臓が止まった。

一時間近く人工的に動かしてみたが
復活することなく、虹の向こうへと
旅立った。

初めて亡くしたシルヴィちゃんと
同じ結末・・

悲しすぎて気持ちを言葉にできない。
でも、碧ちゃんが寒い外で息が
できないまま苦しみながら
死ぬんじゃなくて
たくさんの人に気にかけてもらって
少しでも愛情と温もりを知って
あの子も天国で心強く喜んでいる
と信じている。

医者は神様じゃない。
そして魔法のランプはない。
毎日、最善を尽くして小さな命を
助けるために頑張るしかない。

沖縄は野良猫がとても多く
その分事故と虐待もキリがなく
どうしても助けられない命がある。

でも、碧ちゃんみたいな子が1匹でも
幸せに恵まれるように、希望を持って
頑張り続けたい。

碧ちゃんがいつか健康な体に
生まれかわって目の前に
現れることを待ち侘びながら・・・

またね、碧ちゃん。好きだよ。

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