片目が飛び出ている子猫のレスキュー
片目が飛び出ている子猫のレスキュー
2024年8月24日
ゆい緊急保護から里親探しまでの全てを
自分たちで行うアニマルフォレストは
毎日たくさんの保護依頼が入る。
そんな中、目が飛び出た子猫の通報
住人はごはんをあげているが
この状態のままずっと放置しているそうで
場所を教えてもらい、すぐ向かった。
古い建物が建ち並ぶ住宅街に着き
早速目が飛び出た子猫を探します。
猛暑が続く日中、アスファルトに近い
猫たちは人間よりも暑さを感じている。
夕方から捕獲を始めた方が良いのかも
しれないが、先程も言ったように
ここは住宅街で隠れられる場所が無限だ。
見失ったらもう見つけられない可能性もある
病気の目をそのままにしておくと
感染症で命を落とす可能性も高い
それに住人は死ぬまで放置するだろう…
諸々考えて早急なレスキューを行う必要があった。
車の下、家と家の間、建物の隙間
とにかく子猫が入れそうな場所をくまなく探す。
古い二世帯住宅前に何匹もの
猫の姿を見つけ家の前に近付くと
ふと自転車が目に止まった。
古い二世帯住宅前に何匹もの
猫の姿を見つけ家の前に近付くと
ふと自転車が目に止まった。
そこには白いシャム系の子猫
探していた子猫を発見!
見るからに体調が悪い様子で
近付いても反応が鈍く全く逃げない
痛みに耐えているのだろう…心が痛む
もう大丈夫だよっと捕まえようと
身体に触れようとした瞬間
びっくりして少し離れてしまった。
ちゅーるで誘き寄せながら
少しずつ距離を縮めていき、
捕まえた!無事捕獲できた。
この目はどうして?まさか虐待?と
コメントをいただくことも多いが
悲しいことにこの症状の子は
よく目にするし、今までたくさん保護してきた。
猫風邪症状の悪化からこのように目が
治療不可能な段階まで突出することがある。
段々と膨らみ破裂してしまう…
どんなに痛いだろうか想像もできない。
病院に連れて行き、早速手術の予約を
取ったが手術前に一度眼球が破裂して
血だらけとなり、見ていられなかったが
痛みに耐えてよく頑張っていたと思う。
そして数週間後、無事手術を終えた
手術跡は痛々しいがこれでやっと
痛みから解放されて楽になる。
そして抜糸を終えた今、
毎日元気に暴れまわっている。
名前は「はなび」
はなびのこれからの猫生は
名前の通り、花火のように高く美しい
セカンドライフへの願いを込めた。
このレスキューには続きがあって、
実ははなびの他に兄弟たちも
一緒にレスキューしました。
はなび同様、目の状態がひどく
同じ場所で弱りきっていた「よぞら」
よぞらの目も今後手術が必要だろうと
思っていたところ、なんと
毎日何回も繰り返し点眼薬を
続けていたら段々と小さくなり
ここまで綺麗になった!
ぐったり倒れていた「まつり」
壁の上で弱っていた「ゆかた」
4匹とも元気を取り戻し
毎日楽しそうに過ごしている。
そして、ただいま里親募集中で
一生の家族との出会いを
楽しみに待っていま〜す!
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