足を折られた小鳥ちゃん、歩ける未来へ

足を折られた小鳥ちゃん、歩ける未来へ
2025年8月21日
久高 ダンテ腕、足、尻尾を折られて
想像をも絶する痛みに耐えながら
助けを求めに
人のお家までもがいた
小さな子猫の小鳥ちゃん。
壊死した腕を切断する手術が
うまくいって
敗血症から命が救われたが
後ろ足の骨折もあまりにも深刻で
激痛から解放して
自由な体を取り戻すために
もう一度オペを受けることになった。

数百グラムしかない
この小さな体で
短期間で2度もの
大きなオペを受けるなんて
本当に可哀想すぎる。
でも、小鳥ちゃんはとても強い子で
幸せな未来のために頑張った。

そして手術が無事に成功した!
1週間の長い入院も先日終わって
「ただいま!」と嬉しそうに鳴きながら
施設の治療部屋に帰った。
すぐ好きな毛布の上で
ふみふみし始めて
やっと楽になったその姿に感動し
喜びの涙が溢れそうになった。

悲しい報告もある。
残念ながら折られた尻尾は
壊死した部分が取れてしまい
尻尾の半分がなくなった。
しかし、生活上は障害がなく
短い尻尾でもバランスをとって
小鳥は幸せな猫生が送れる!


内側に折られた後ろ足は、
先生が金属のピンを設置して
治るまでは2ヶ月ほど
ピンが足から出っ放しの状態。
子猫が一番遊びたがる月齢で
小鳥ちゃんは早く他の子猫と
走り回りたがっているが
傷口が開いてしまうから
安静に過ごさせないといけない。
元気に溢れた子猫にとって
2ヶ月の安静は永遠のように
とても長く感じるだろうが
壊れた体を元に戻すために
頑張ろうね、小鳥ちゃん。
痛みを感じず
自由に走り回って
好きなだけ遊べる未来は
もう目の前だよ!
