毒物を食べてギリギリ生き延びた子猫、その大変身に泣ける
毒物を食べてギリギリ生き延びた子猫、その大変身に泣ける
2022年11月17日
ダンテ本当に信じられない。
こんな無罪な子猫を毒で
殺そうとする人がまだ
世の中にいるなんて・・
フェイスブックの保護情報グループを
夜に開いたら、目を疑いました。
お庭で口から泡を吹きながら痙攣を
起こしている茶トラを発見した方が
動画とSOSのメッセージを
投稿していました。
どうにか助けたくてすぐ向かいました。
着いた時、段ボール箱の中でもう
寝たきりの状態になっていて
身体が激しく震えていました。
一刻を争うのに沖縄中の病院は
もう閉まっていました。
島に夜間病院がなくその日は祝日で
23:00までの当直性の夜間診察さえ
ありませんでした。
唯一の希望は朝までどうか乗り越えてもらって
朝一の入院がどうか間に合うこと。
身体を温めて側で夜を過ごしました。
そして朝まで生き延びてくれました!
しかし、だんだん神経症状が悪化して
寝たきりだったのに次は足が
ぴーんと伸びて固まりました。
立ったまま、寝ることも
座ることもできない状態。
すぐ病院に着きましたが、診察中
けいれんを起こして倒れました。
先生は早速入院させて身体が
これ以上ダメージを受けないように
鎮静剤を打ちました。
外傷が全くないのに、血液の数値が
全体的に異常。けいれん、口の泡などの
症状からおそらく毒物を食べたと思われます。
猫はご飯にこだわりが強く犬に比べて
間違えて毒物を食べることが少ない。
発見者は怪しげな男性が何かを
撒いているのを見たと発言していて
沖縄はよく「駆除」の名のもとで
猫のご飯に毒を混ぜて近所の野良猫を
殺す人がいるからこの子も毒餌を
食べたと考えられます。
どうか解毒が間に合う奇跡を信じて
ゆいは「ミラクル」の「ミラ君」と
名付けました。入院させたのは
ゆいの誕生日の日で、この子が
どうか無事に生きることが
唯一の誕生日の願いでした。
そして、ミラ君は一生懸命戦って
身体が毒物に勝ちました!
数日後無事に退院してそれ以降は
一切けいれんも神経症状もなく
とても元気にしています。
自分の身体が言うことを聞かず
次から次へと内臓が働かなくなるなんて
どんだけ怖くて苦しいか想像もできない。
気軽に毒物を撒く人に、動物は私たち
人間と同じ感情、同じ痛みを経験することを
分かって欲しい。そして毒餌というものは
1秒でも早くこの世から消えて欲しい。
泡を吹き出して震えていた姿を思い出すと
今の元気にはしゃいでいるミラ君の
幸せそうな表情に本当に泣けます。
本当に良かったね、ミラ!
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