水道管で必死に鳴いていた子猫を救出
水道管で必死に鳴いていた子猫を救出
2022年11月14日
ダンテ猫を飼っている皆さんはきっと
知っていると思いますが、猫は
箱の中に入って寝るのが大好き。
その理由は、捕食者から身を守るために
狭いところにいると安心する本能が
進化とともにでき、音が大きい車など
動物にとって怖いものが多い人間社会では
水道管の中に隠れる子猫はよくいる。
悲劇的に自分で出れなくなったり、
大雨が降った時に溺れ死んだり、
流されたりする子も少なくない。
最近は雨が降る日が多く、工事現場前の
水道管の中でずっと子猫が鳴いている
という保護依頼が来た時、また雨が
降る前にどうか助けたいと思いました。
側溝でしゃがんで懐中電灯を
中に照らしたらすぐ必死に助けを
求めている小さな姿が見つかりました。
人が到底入れない狭いパイプ・・
腕を入れても角度で何も見えず
結局子猫が警戒して逃げるだけだから
捕獲器の中に入ってもらうしかない。
ただ、場所が狭すぎて看板も邪魔で
捕獲器が置けない状態。
そこは発見者さんと工事現場の
職員に協力していただき、設置できるよう
詰まっていた土を掘って現場の看板を
外していただきました。それで無事に
設置ができて、二人のご協力に感謝!
警戒されないように周りの方々に
姿を消してもらい、シーンとしました。
そして子猫が一歩ずつ水道管から出てきて
無事に保護ができました!やった!
車が多い道路の隣でそのままだと
轢き殺されたり大雨で溺れたりするのは
時間の問題だったので、救出がすぐ成功して
本当に、本当に良かった!
泥と虫だらけの体をピカピカにして
病院で初期医療を済ましてから
通報者に預けました。その従業員が
里親になってくれてこの子はすぐ
ハッピーエンドを手に入れました。
二度と飢えと恐怖を知らない
安心できる日々が待っているよ、可愛い君。
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