大火傷?よろよろ道路を渡っていた猫を緊急保護
大火傷?よろよろ道路を渡っていた猫を緊急保護
2023年3月23日
ダンテ大火傷でガリガリになった猫が
よろよろ歩いているという通報を
夜に受けて保護しに向かいました。
どんなに探しても姿が現れず
施設に猫たちのお世話をしに戻って
朝になったらまた探そうと決めて
帰ろうとするその時、
急に道路を渡る姿が目に入りました。
本当に運命のタイミング。
去年なみちゃんを保護した場所で
過去に猫の虐待事件が何回も
そこにあったからもしかして・・
と思いましたが、保護して診断してもらったら
虐待ではなく猫同士の喧嘩で怪我して
傷口が感染してだんだん広がったと
思われます。
虐待じゃなくて本当によかった!
でも、この子はエイズもあって
栄養失調と感染症でひどく弱っていました。
傷を綺麗にして抗生剤で感染は治りましたが
食べる元気さえなく、先生が鼻カテーテルを
設置することにしました。
少しずつ栄養と水分を与えて体力をつけて
回復に全力を尽くしました。
しかし、悲しいことに改善が見られず
保護して1週間後に、眠りながら
穏やかに虹の向こうへ旅立ちました。
最善を尽くしてももう状態が深刻すぎて
医療で救われない命がいるのは
本当に悲しすぎる現実。
飼い猫だったら、今頃はまだ元気に
日向ぼっこしてご飯を美味しそうに
食べていたのに、外はご飯も水も
安全な家もなくて、毎日野良猫が
必死に生きようと戦っています・・
1日でも早くこの現状を変えたい。
でも、近道なんてない。
1匹ずつ命に向き合って幸せへと
繋げるように頑張り続けるしかない。
せめてこの子が道路の上で倒れて死なず
最期の日々を柔らかくて暖かいところで
過ごせてよかった。
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