一生忘れない命、どんな目に遭っても幸せになれると証明したフォルテ
![forte-blog-slider](http://animalforest.org/wp-content/uploads/2022/09/forte-blog-slider.jpg)
一生忘れない命、どんな目に遭っても幸せになれると証明したフォルテ
2022年9月11日
ダンテお疲れ様。そしてありがとう。
2年前に、車の修理工場に住むついていた
この子は道路を渡り、車に轢かれました。
工場のオーナーから電話が来た時
保護しに急ぎましたが、もう下半身が
麻痺していて、股が壊死している状態。
安楽死が勧められるほどの重症でしたが
この子の目の輝きと鳴き声で
「生きたい」という唯一の願いが
隅々まで伝わりました。
![](https://animalforest.org/wp-content/uploads/2022/09/forte-blog-2.jpg)
おしっこもできず、命を助けるために
身体に新しく穴を開けて尿道を移すという
大きな手術が必要でした。
この子の生命力と根性を尊敬して
イタリア語の「フォルテ」(つよさ)と
名付けました。
オペは無事に成功しましたが
医療には限界があって、この2年間は
怪我がずっと感染症を繰り返しました。
そして最近は最終段の切り札として
使われる抗生剤でさえ効かない
段階まで進行してしまいました・・
![](https://animalforest.org/wp-content/uploads/2022/09/forte-blog-6.jpg)
![](https://animalforest.org/wp-content/uploads/2022/09/forte-blog-4.jpg)
何回通院したか、数えられないぐらい。
50回?100回?
何週間も足を気にしない時があれば
急に違和感が気になって自分の足を
骨まで噛みちぎろうとすることもあるから
ずっとカラーをつけていました。
![](https://animalforest.org/wp-content/uploads/2022/09/forte-blog-5.jpg)
手術でできた穴に菌が入って感染症を
起こさないように、毎日何回も洗わないと
行けなかったが、フォルテはそれが嫌で
毎日大暴れ・・ゆいは本当に大変でした。
しかし、本来怪我で死ぬはずだったフォルテに
2年の命を与えることができて誇りに
思っています。闘病が辛い時もありましたが
穏やかで幸せそうな時間の方が多かった。
![](https://animalforest.org/wp-content/uploads/2022/09/forte-blog-3.jpg)
![](https://animalforest.org/wp-content/uploads/2022/09/forte-blog-7.jpg)
足が擦らないように、そして尿カテーテルが
噛まれないようにフォルテの麻痺している足は
毎日布のリュックに入れてサスペンダーで
つけていました。
保護部屋のドアを開けると、下半身を
滑らしながら、元気よく挨拶しに
きてくれて本当に愛しい子でした。
面倒見もよく、いつも子猫を
リュックの上にのせて一緒に
ゆっくり昼寝していました。
![](https://animalforest.org/wp-content/uploads/2022/09/forte-blog-8.jpg)
フォルテ、今まで本当にありがとう。
朝起きて、君の元気な挨拶がなくて
言葉にできないほど寂しい・・・
でも、今まで頑張ってくれて感謝しています。
痛みから解放された今
天国で幸せになってね。
いつまでも大好きだよ。
![](https://animalforest.org/wp-content/uploads/2022/03/dante-blog4.png)
動物に手を差し伸べよう
アマゾンの欲しい物リストから、助けが必要な猫たちに命を支える療法食、猫砂などを届けることができます。保護猫にご飯を寄付する
![amazon-list-slider](http://animalforest.org/wp-content/uploads/2022/06/amazon-list-slider.jpg)