沖縄が日本一猫に危険な県になった裏側
沖縄が日本一猫に危険な県になった裏側
久高 ダンテ 2026年10月24日
沖縄の猫を救うために
東京で保護猫カフェを創る・・
その夢を実現させると決意してから
1年が過ぎ、自分の全財産、
全身全霊を注いで
毎日真夜中まで頑張ってきた
『森の猫カフェ』がいよいよ完成し、
スカイツリーのすぐ近くでオープンする!

東京で創った理由
沖縄の猫の問題の深刻さとは
沖縄の団体なのになぜわざわざ
遠い東京で猫カフェを創って
猫たちをそこで譲渡する?
それを理解してもらうには
まず沖縄の猫の問題の深刻さを
説明する必要がある。

戦争、貧困の歴史の影響で
動物愛護が遅れた
沖縄は人口が少ない、小さな離島で
過酷な戦争、占領下、貧困の影響から
動物愛護や動物医療が
遅れていると言えるでしょう。
明日生きるか死ぬか
食べれるか飢えるか
人間の命が不安で
自分のことだけで必死な状況では
動物愛護を気にかけるほど
心と生活の余裕はない。
戦争から何十年も経ち、
もう日本一の貧困率からは抜けているが
歴史の波紋は長く広がり、
その影響は今も感じられる。

昔から猫の外飼いが当たり前
今は観光地として有名だが、
昔の沖縄は経済と生活が農業に頼り、
島中が畑ばかりだった。
そして食料をネズミなどから守るために、
猫が輸入されて広く利用されていた。
今は、沖縄の経済が大きく変わって
少しずつ動物愛護の意識が
高まりつつあるが
まだ外飼いするのが当たり前だと
思っている方やネズミ駆除に
猫を使っている農業者も多い。
外にいると、病気、交通事故、
虐待、毒餌、怪我の危険にさらされ、
犠牲になる猫が数えきれないほど多い。

温かい気候で猫が一年中繁殖できる
赤ちゃん猫は、体温を維持できず
命がとても儚いから
寒い環境ではすぐ弱って亡くなる。
本能でそれを理解し、
猫の繁殖期は温かい季節に限る。
四季のある本土では、
猫は主に春と夏の間に
子猫を産んでいるが、
一年中温かい南国は
12月でも30度になる日があって
猫は真冬でも、一年中繁殖ができるから
沖縄は日本で最も猫の繁殖率が高く
野良猫に溢れているわけだ。

圧倒的な野良猫の頭数に対して
行政のサポートがない
沖縄は獣医大学がなく
避妊去勢に協力できる獣医師が足りず、
行政からのサポートもないため
個人のボランティアや民間の団体が
非常に限られたご寄付や自分の
お小遣いで何年も少しずつ
問題に取り組んでいるのが現状。
沖縄は猫が大好きで
その命を一生懸命守るために
頑張っている方ももちろんいるが、
昔は、迷惑になった野良猫を
海に捨てて溺れ死なせたり、
食料が足りない時代は猫肉を
食べたりする食文化もあった。
数年前に猫の保護のために
捕獲を設置していたら、
何名もの通りがかりの人に
「食べるの?」と聞かれたほど
その文化はまだそんなに古くなく、
自治体が猫を駆除するために
大量に捕獲して海に捨てたり、
毒殺したりしていたのも
まだ地域で語られるほど
意外と最近の出来事。

猫を害虫扱いして
毒餌で「駆除」するお年寄り
行政はもう昔ほど簡単に猫を
殺していなく、動物と共存しよう
という意識が少しずつ高まってはいるが
野良猫がとても多く、お年寄りは
まだ猫をゴキブリ扱いして
「駆除する」という考え方の人もいるため、
今も野良猫の毒殺問題が絶えない。

野良猫が多い分、
虐待や交通事故の犠牲になる確率が高い
どこに行ってもすぐ野良猫が見つかるため
動物を虐待するサイコパスは
すぐ標的が見つかるし、
公園の管理会社や行政は
なかなか監視カメラを
設置してくれないため
犯人は捕まらず、
虐待が続く問題も大きい。
そして、電車のない車社会だから、
外に猫が多い分、車に轢かれて
下半身麻痺になったり、
轢き殺されたりする猫も多いわけだ。

その猫たちをどうやって守る?
獣医師を増やし、大規模の避妊去勢計画を
実施し、野良猫の頭数を減らす。
元気な子を譲渡するために、
立地のいい場所で譲渡センターを作る。
介護が必要な子たちのために、
終生飼育の施設を作って運営する。
ペットショップの繁殖を制限して
保護猫・犬を譲渡してもらう法律を作る。
これが解決方法。
しかし、そこまで大規模で動けるのは
行政しかない。本気で動こうとしたら
間違いなく猫の問題を解決できるのに
政治家は、選挙権のない動物に興味がなく
何十年が経っても、沖縄の行政が
役に立たないのが正直な現実で
命を救うには民間の団体と
ボランティアで地道に頑張っていくしかない。

沖縄で保護猫が飼える人が足りない
野良猫が何十万匹もいるのに
沖縄はペット可の物件が少ないし、
殆どのアパートの駐車場や
家の外に猫が住み着いているから
猫を飼っている方は
自分の敷地きの猫を拾ったり
子供や知り合いが拾った猫を
飼っている方が多く、
わざわざ保護団体からもらう方が
あまりいない。
近くで譲渡ができたら
一番理想的なのに
結局貰い手が足りず、
昔から沖縄のボランティアは
本土の団体や猫カフェに猫を空輸して
譲渡を任せないといけない状況にある。

アニマルフォレストでも同じように
本土の団体とコラボをし
譲渡することを検討したが、
猫が誰にもらわれるかが、
その子の猫生にとって一番大事なこと。
幸せになるかどうかは里親次第。
自分たちが過酷な環境から助けて
涙と汗を流して、苦労して治した子たちは
他人に譲渡を任せるんじゃなくて、
自分たちで里親を見つけてあげた方が
一番安心ができ、その子の幸せを
最後まで見届けられる。


保護→治療→譲渡
その流れを円滑にできたら
殺処分ゼロはただの夢から
現実に変えられるに違いないから
本土で保護猫カフェを創ると決意した。
東京は日本で最も人口が多い都会で、
日本を代表できる猫カフェを目指すなら
東京しかないと決めた。
今は、沖縄から猫を移動させている途中で
あと10匹ぐらいの移動が残っているが
1年も準備した『森の猫カフェ』が
いよいよ東京スカイツリーの目の前で
オープンする!
